ウチのリノベ【天井もしっくい】

天井に漆喰を塗るための準備。
石膏ボードに漆喰を塗るときは、ボードの継ぎ目やビスでへこんだところを「パテ」と呼ばれる固めのペーストで充填して平らにします。
世の中に出回っているパテは、酢酸ビニルとかアクリル樹脂等の石油原料が入っていたりしますが、壁紙を貼ったり、漆喰を塗るときにはこうしたパテが使われることが一般的。
これがまた、ひび割れにくくしてくれたり、穴をきれいに埋めてくれたり、日持ちもするのでとっても便利なのです。化学ってすごいですね(苦笑)。
以前、過敏症の方用に、ドイツの天然パテを使ったことがありますが、混ぜたらすぐに使わないとカチカチになったりして、職人さんには不評でした。


そこで今回は、漆喰そのものをパテとして使ってみました。
選んだのは、「すさ」の入っていない漆喰。「すさ」というのは、藁とか、麻とかの繊維を細かくほぐしたもので、漆喰のひび割れにくくする効果があるそうです。和紙の「紙すさ」も使われます。
ただ、今は自然のものではなくて、化学繊維の「すさ」が入っている安価な漆喰もあります。
これだと「マイクロプラスチックしっくい」に。

「すさ」がないので、繊維が絡みつくこともなく、普通のパテと近い感覚で作業ができました。
練済みの袋入り漆喰ですが、ほぐさずに固めのところをすくって使うとちょうどいい固さでした。
1日置いて、天井の漆喰塗り。

幸いカメラのピントが合っていないので、上手いか下手かはご想像におまかせします。(笑)
下は塗り終えたばかりの様子。
少しずつ乾いて、真っ白になります。
海藻の糊が入っているので、ほんのりと磯の香がしています。
普通はこれで完成!なのですが、欲深い私は、さらに土の塗料で色をつけます。お楽しみに!