工務店の方へ

自然素材で家造りをしている大工さん、小規模な工務店さんへ

「お客さんの心を掴むようなファーストプランをつくれない」
「木の家造りには自信があるけれど、細かい打合せや説明は不得手」
「リフォームだと、コスト的に設計士を頼みにくい」

リフォーム工事で、こんなお悩みはないでしょうか。
一緒に仕事をしている工務店さんや一人で頑張っている大工さんから、相談を受けることが増えています。

私は現在、設計事務所として工務店と関わっていますが、独立前は、設計事務所の所員と工務店の役員を兼ねたりしていましたので、どちらの立場も経験しました。
お客さんと打ち合わせして、設計しながら、見積書や工程表をつくって、現場で職人さんや材料の手配をしたり、請求書の支払いから現場毎のコスト集計もしました。

そのせいか、工務店と設計事務所の垣根をあまり感じず、家づくりの一員として一緒に協力しながら仕事をしています。

ただ、新築ならともかく、リフォームやリノベーションになると、前述のようなお悩みがあるため、設計士が関わりにくく、プレゼン能力の高いリフォーム会社に仕事が流れてしまうことも多いようです。
お客さんもワクワクするような提案をリフォームに求めることが多くなっていますので、最初のプランが大切になっているのを感じます。

リフォーム自体、家の寿命を延ばすことに繋がるので、良いことだと思っていますが、自然素材でリフォームすれば、さらに住む人の健康によく、将来解体されても環境に負荷を掛けにくいことを考えると、今後さらに、自然素材のリフォームを推めていきたいのです。

そこで、新築とは別に、自然素材のリフォーム・リノベーションを増やすための設計業務を考えました。
リフォーム・リノベーションは工事費用の幅が広いので、どこまで設計士が関わるかによって柔軟に対応できるように、主に3つの役割を考えています。

①顧客打合せ→ファーストプラン→実施設計→現場監理(新築と同様)

②顧客打合せ→ファーストプラン→実施設計まで

③ファーストプランのみ、耐震設計のみなど、ケースバイケースで、必要な業務のみピンポイントで関わります。

②や③の場合、一般的な設計料よりもかなりコストダウンができると思います。
お客さんにとっても、設計士が関わることで、より満足できるリフォームになるのではと思っています。

小さな力をあわせて、信頼を重ねながら、家作りを一緒にしたいと思っています。
どうぞよろしくおねがいします。


お問合せはこちらまで。
電話:090-1034-2919 伊藤