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レトロ

古民家の減築リノベーション

昭和初期の2階建て古民家です。床下と屋根裏に入って調査して、木材は問題ない状態だとわかりました。特に2階の屋根を支える小屋梁はしっかりしていました。古い民家の場合、窓が多くて壁が少ないことが多いので、そのままでは地震に耐えることができません...
家の素材

溶け込む家

古い、といっても100年前でもない「昭和」の面影の残っている地域でのこと。施主の希望は「周りの街並みに溶け込むような家」だった。 最近の傾向とは違っていて少し戸惑った。というのも、建築家に頼む人の多くは個性的で、ちょっとその辺にはないような...
暮らしの道具

盛岡の繭細工

繭細工のサルとイノシシ。もう20年くらい一緒にいる。盛岡で帰りの電車を待っている間、何気なく入った売店に並んでいた。繭玉に描かれた干支の斬新なデザインに一目ぼれ。しかも手描きらしく、一つ一つ目つきも違う。「顔が赤いから一応サルだとわかるけど...
現場の話

広葉樹の原木市

今日は久々に丸太を買いに八ヶ岳の麓へ。㈲天女山さんの土場には、栗やけやき、さくらなどの広葉樹の丸太が見やすく並んでいました。地元の木工作家さん達が中心となって、地元の広葉樹をみんなで買おうということで集まったのだそう。ひとりでたくさんは買え...
中古リフォーム

アートを楽しむための壁

白い額のなかの作品は、雨宮千鶴さんの版画作品。たまたま立ち寄った個展で射止められてしまいました。この作品は「9月13日 再開」というタイトルで、コロナ禍の間、365日毎日1つずつ作ってきた作品群の1つ。会場には月別に作品が並んでいて、その数...
中古リフォーム

リノベーションにも大黒柱

リフォームで、二部屋だったところを1つの大きなリビングルームにすると、間仕切の壁がなくなって柱だけが残ることがあります。周りに壁がなくなると、配置によっては地震で傾きやすくなることもありますが、こんなときは「柱を太くする」という選択肢があり...
中古リフォーム

ウチのリノベ【白じゃない選択】

漆喰を塗った白い壁をしばらく楽しんだので、次は色をつけてみました。色をつけるには、いろんな塗料があるのですが、気に入っているのがソイルペイント。文字通り、粘土や陶土、大理石が主原料の自然塗料。今回の色は「chalked sea」。マスキング...
建築と環境

薪ストーブと省エネ住宅のこと

薪ストーブが評価されない「省エネ住宅」って? 家に薪ストーブを取り付けて、電気やガスを使わないで暖房しても、省エネ基準では全く評価されていないってご存知でしょうか?実際に使っているのに評価しないという省エネ基準には納得がいかないので改善して...
家と庭

植木鉢バージョンアップ

うちの多肉植物たち、すくすくと育って四方八方に伸びた結果、鉢がいっぱいになったので、いくつかの植木鉢に株分けすることに。庭に置いてあった古い素焼きの植木鉢は、黒ずんだり苔で緑色になったりして、ちょっといまいちだったので、色をつけてバージョン...