家の素材

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溶け込む家

古い、といっても100年前でもない「昭和」の面影の残っている地域でのこと。施主の希望は「周りの街並みに溶け込むような家」だった。 最近の傾向とは違っていて少し戸惑った。というのも、建築家に頼む人の多くは個性的で、ちょっとその辺にはないような...
中古リフォーム

ウチのリノベ【天井もしっくい】

天井に漆喰を塗るための準備。石膏ボードに漆喰を塗るときは、ボードの継ぎ目やビスでへこんだところを「パテ」と呼ばれる固めのペーストで充填して平らにします。世の中に出回っているパテは、酢酸ビニルとかアクリル樹脂等の石油原料が入っていたりしますが...
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ウチのリノベ【屋根の断熱】

屋根の下地は隙間だらけ 屋根の下地は板が張られています。野地板といいますが、現代は合板が主流。ウチは昭和の家なので、昔ながらの杉板で、板と板の間には隙間がたくさん空いてます。野地板に隙間が空いているのは、大工さんがケチったのではなくて(笑)...
中古リフォーム

ウチのリノベ【床のワックスがけ】

足の裏がきもちいい床って。 スギの床は空気をたくさん含んでいて、そのままでも気持ちいい。さらに気持ちよく、ほどほどに汚れもつきにくくなるので、蜜蝋ワックスを塗りました。みつろうワックスは蜜蝋を植物オイルで溶いたもの。以前は固形の製品が主流だ...
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カラフルになったソイルペイント!

粘土や陶土、石灰が原料のソイルペイント。クレイペイントとか粘土の塗料として20年ほど前にドイツから日本に入るようになりました。私が輸入に関わっていたエコオーガニックハウスの「ねんどの塗料」もその一つでしたが、当時は色のバリエーションが白、淡...
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障子で省エネ

窓が熱の出入り口に 夏の暑さや冬の寒さってどこから家に入ってくるでしょうか?だいたいですが、熱の4~5割は窓から出入りしているのだそう。特に日本の家って、出入りできる「掃き出し窓」が多かったりするので、欧米に比べると窓の面積がとても大きい。...
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木はウイルスにも強い?

コロナ対策で手洗いは結構できても、家の中のモノを全部消毒するのは難しいですよね。「ウイルスは物にくっついたら、何日生きてるの?」という質問に、ニュースでウイルスの専門家が「プラスチックには7日、木には2日くらい生きています。」と解説していま...
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ちょっと変えてみる

どちらも杉板張りの壁。横に使って重ねたり、縦に使ってみたりするのは、昔からある「定番」の使い方なのですが、ちょっとだけカーブをつけてみたり、ギザギザをつけてみたりするだけで、 結構雰囲気も違って見えるのが面白いと思っています。 見たこともな...
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ウチのリノベ【ガルバ屋根の暑さ対策】

ガルバリウム鋼板の屋根は、コストがあまりかからないのに、丈夫で長持ちなので、よく使うのですが、 瓦と比べると熱を伝えやすいのが課題です。 いつもは部屋と屋根の間にこれでもか!というくらい通気層をつくって、屋根の熱をシャットアウトするのですが...