山に行って木を買う。①

建築と環境

山梨でも大小さまざまな太陽光発電所が作られているのですが、この森でも太陽光パネルを設置するために、カラマツやクルミ、ケヤキ、サクラなどの木々が伐採されました。太陽光発電所を作るために森を伐採することについては、賛否両論あると思いますが、今回は伐採された木についてのお話。


伐採木の中でも、カラマツは用途があるので売れるそうですが、広葉樹はたまにしか出ないし、売り先もないので、チップになる運命だそうです。
それではあまりにもったいない!ということで、チップではなく、美しい木の良さを生かした使い方をするために買い取られた木を「レスキュー材」と呼ぶことがあるそうです。
このことを教えてくれたスナンタ製作所の若林さんの声掛けで、微力ながら、こうした伐採木を買い取ろうということになり、山に行ってきました。



なだらかな斜面の雑木林では、ほぼ伐採が済んだところでした。

山の伐採をしている鷹座巣林業の溝口さんに教わりながら、段取りを打ち合わせ。溝口さんは、チップにしたり、県外に売りに出すことはできるけれど、できれば県内の人に大事に使ってもらえる方が、木にとっていいだろうと考えているそうで、面倒な打ち合わせにも付き合ってくれました。
やっぱり木が好きな人と話してると楽しい!

とはいえ、本当に切りたての丸太がゴロゴロ。寸法を測るのも結構大変です。
「皮をむいて、切ってみないとどんな材かわかんないよねー」
「虫食ってないといいけど・・・」と、不安がよぎります。
丸太の状態では、中身が見れないので、ほぼ運を天に任せるしかありません。

今回ほど大量に広葉樹が出ることは稀だそう。
できるだけ買い取って大事に使いたいと思っても、一人の力では限りが。
そんなわけで、若林さん、夫のイトウタカシ木工房とレインファーム、さらに中野の河合工務店さんでシェア買い付けをすることになりました。

この原木を製材所に運んでもらって、板に挽いてもらいます。
他の人はともかく、設計事務所が丸太を買ってどうするんだろう(笑)。
つづく!