南アルプス市内にて完成見学会をします。
１２月１２日（日）、１３日（月）の２日間で予約制となります。（１０時～１６時）
電話かメールでご希望の日時をご予約ください。現地住所などを折り返しお知らせします。
090-1034-2919（伊藤）、rainfarm@nifty.comまで。
瓦屋根の古い集落の一角、果樹園が広がる、のどかで眺めのよいところです。
建て主さんの一番の希望は、「この地域に溶け込むような、目立たない外観の家。」でした。
今の時代にあったスタイリッシュでおしゃれな外観の家は、魅力的だし、周りにもよい影響を与えることもあると思いますが、一方で自分の家が地域の風景を作っていることを忘れてしまっている面があるのでは、と思います。
南アルプス市は昔から瓦造りが行われてきた地域。日本で一番大きな扇状地でもあるこの地域は、下流にたくさんの細かい粘土が溜まり、瓦を焼く材料が豊富だったのだそう。
そんな地域だから、やはり屋根は和瓦で。
外観は地域に溶け込むようなものに、でも中身は自分たちの好きな空間に。
古い建具、古い箪笥、木のキッチン、手作り洗面台、レトロなライト、クラシックなスイッチ。
通り抜けられる土間。薪ストーブ。
好きなモノに囲まれて過ごす家づくりは、まだ完成していません。
住みながら、壁を漆喰で塗ったり、蜜蝋ワックスをかけたり。
庭はまだ何も植えられていないけど、四季を過ごして、ここという場所に１つずつ木を植えていく。
入居したときが一番ではなくて、何年もかけて育てていくような家。
その始まりを見学してみませんか？
