張ってから塗るか、塗ってから張るか。
屋根に断熱材を詰めたら、仕上は杉板を張り上げます。
無垢の杉板のままでもいいけれど、自然光を反射して部屋を明るくする効果を狙って、白く塗装することにしました。
勾配のある高い天井に板を張ってから白く塗装すると、板を張る→白塗装1回目→白塗装2回目の順になります。高所での作業が多くなり、また、時間が経つと板と板の重なり部分が開いてきて、木の色が見えてしまうので、補修塗りすることに。
そこで、板の状態で、重なり部分も含めて一度白く塗る→板を張る→2回目という順番にしました。
地元の製材所さんにラフな仕上げで作ってもらった杉板材。いざ、ペインティング。
立てかけた板を次々と白く塗っていきます。
これで1日乾燥。
屋根の形に合わせて張っていくので、カットするのが大変そう。(私は塗っただけ。)
2回目を塗りながら、他の部材も白く塗りました。
これは木目が透けるタイプの塗料なので、2回ぬっても節が透けて見えてますね。
周りが白くなったので、古い松の丸太梁の存在感がぐっと出てきました。