シェットランドのニット

久しぶりに再会した、とても懐かしい人から、手編みのベストが送られてきました。
英国シェットランドの伝統的な幾何学模様に、作者のセンスとアイディアが詰まった一点ものです。
作る前に好きな色を選んだのですが、送られてきた見本帖がとっても個性的でした。

「日本の美しい色と言葉」という本で、テーマごとにイメージカラーや模様がちりばめられています。
私は「北斎」「大暑」「白馬三山と八方池」、タカシさんは「岡本太郎」「郷土玩具」「大暑」から好きな色を選びました。


とても緻密な模様の繰り返しが、ひと編みずつ手でつくられたことに感動するとともに、自分が好きな色は何のイメージから来ているのか、発見できたような気がしました。

このニットは長く着て、フェルト状になるのがいいそうです。まるで新築の時にパリッとしていた柱や床の木肌がしっとりと馴染んでくるのに似ているかも。