ウチのリノベ【和室アップデート】

和室といえば、畳が隅々まで敷き詰められているイメージですよね。
畳はクッション性がとてもよくて、汗をかいても蒸れないし、イ草の香りもよい。
ゴロゴロしたり、体操したり。
「気持ちいいので、どこかに畳がほしい」、というご要望をよくいただきます。

ウチは和室だらけの昭和の古家を板間に直しつつ、一か所くらいは畳を残そうということで、こんな感じにしてみました。

この部屋は6帖あるのですが、畳は真ん中の3帖にして、四方を板の間にしました。
実際、ゴロゴロする範囲は部屋の中央ですし、周りを板間にすると家具も畳の上よりも安定して置けるので、使い勝手もよいです。
ちょっぴり昔の和室のイメージとは違って、新鮮な気持ちで畳と向き合えるので、気に入っています。

実はこの部屋はもともと洋間で、古いパーケットフロアでしたので、別の部屋の使わなくなった畳をリユースしました。
畳は部屋のゆがみに合わせて採寸して作るものなので、どこにでもぴったり置けるものではありません。でも、こうして板の間で調整すれば、どこの畳でもリユースが可能になります。

ポイントとしては、あらかじめ、使う畳の大きさや厚みをしっかり測っておいて、周りの板の間を作ります。そうするとピッタリはまります。