自然素材をたっぷり使った、おいしいパンカフェです。
マンションの1階の店舗をスケルトンで改装しました。
もともとはこんな感じの空き店舗でした。
カフェにするには最小に近い広さでした。大きなマンションの下の店舗なので、消防法や保健所などの法令チェックや調理のために必要な厨房設備の条件を現場で確認。
”天然酵母を使ったおいしくて体に良いパンを中心にしたランチとカフェ”
”内装も自然の木材や漆喰で仕上げたリラックスできる空間に”
”道行く人から焼きたてのパンが見えるといいなー”
”ハンドメイドの作家さんの雑貨コーナーを窓辺に”
”厨房はミニマムで、その分お客様がゆったり、子連れでもくつろげるような広さを”
”壁をプチギャラリーにして、お茶をしながら作家さんの作品を観てもらいたい”
オーナーさんと具体的なアイディアを出し合いながら、この小さな空間に一つ一つ夢を盛り込んでいきました。
テーマカラーはブルー。色の濃さや明るさを検討して、お店の顔である外装の色が決まりました。
（濃いブルーの小さなドアは、色を検討するときに作ったミニチュア。これもカワイイので使いました。）
自然素材の建築をしている私は、衣食住のうちの「住」で関わることがほとんどなのですが、天然酵母のパンカフェの設計を通じて、衣食住の「食」の部分にも繋がっていくことができました。
香ばしいパンの香りと無垢の木の手触りを楽しんでもらえたらうれしいです。
ちいさなパンカフェ よつば舎 （三鷹）