壁の色 2017.04.13 2016.12.11 「しっくい」と聞くと、白壁を連想するかと思いますが、 昔から、色粉を混ぜて壁に塗っていました。 京都の祇園などの古いお茶屋さんで見かける真っ赤な塗り壁。 「弁柄(べんがら)」と言って、鉄錆びの粉を漆喰に混ぜたもの。 インドのベンガル地方の土の色に似ている、というのが語源という説があります。 この鉄錆びには、酸化の段階によって、黄色や真紅があって、 混ぜる分量によって、様々なトーンの壁を作ることができます。 この写真では、黄色の弁柄を混ぜた壁を部分的に使ってみました。 関連