家の素材

ずっと見ていたいタイル

キッチンは長い時間を過ごす場所なので、気に入ったものに囲まれていたいですよね。タイル好きの私は、ここに一番好きなタイルを貼りました。いろんなグリーンがミックスされた「スイレン」という題名のタイル。艶のある釉薬やマットな釉薬を使って、繊細な色...
お知らせ

新築完成見学会in日野市

無垢の木と塗り壁の外観が優しい二世帯住宅です。ペレットストーブ、床暖房、山桜や栗の床、蔵の玄関戸、切子ガラス、左官壁等、体がホッとできるようなエコロジカルな素材を体感いただけます。8月19(土)、20(日)午前の部10:00-12:00午後...
家の素材

モザイクタイル

直径27ミリほどの小さくて丸いモザイクタイル。オザワタイルワークスの製品です。築40年近い民家のお風呂場の床も同じモザイクタイルでした。昔から変わらないのに、飽きないのが不思議です。よく見ると1つ1つ色むらがあって、味わい深い。「窯変」とい...
建築と環境

ゴミになる家・土に還る家3

埋め立てられるのは、リサイクルできない建築材料たちですが、木材はリサイクルできるから問題ない、かと言えばそうでもありません。秋田の山奥の最終処分場の帰り、秋田港近くの工場地帯へ行きました。ここには、山のように積み上げられたベニヤ板や柱、梁な...
建築と環境

ゴミになる家・土に還る家2

家を壊すと、いろんな種類のごみが出ますが、まずリサイクルできるものと、できないものに分けられます。アルミや鉄などの金属や木材はリサイクルへ。リサイクルできないものは埋め立てられるために、秋田の管理型最終処分場に運ばれました。(2006年当時...
建築と環境

ゴミになる家・土に還る家1

高度成長期の家が教えてくれること歩くと抜けそうなベニヤの床、黄ばんだビニルクロス、割れたプラスチックの照明カバー。中古の家を建て替えるとき、必ず目にする建築材料です。高度成長期に大量に出回った「新建材」と呼ばれるこうしたものたちは、石油から...
家の素材

安全な塗料選び

世の中でたくさんのペンキが使われています。家づくりでは、ドア、床板、外壁、屋根など、たくさんの塗料が使われますが、そのほとんどが石油から作られた「合成樹脂」入りの塗料です。ウレタン、アクリル、メラミンという名前で、聞いたことがあると思います...
家の素材

壁の色

「しっくい」と聞くと、白壁を連想するかと思いますが、昔から、色粉を混ぜて壁に塗っていました。京都の祇園などの古いお茶屋さんで見かける真っ赤な塗り壁。「弁柄(べんがら)」と言って、鉄錆びの粉を漆喰に混ぜたもの。インドのベンガル地方の土の色に似...
家の素材

そもそも漆喰って?その2

日本では、海藻を煮た「のり」を使って、漆喰を扱いやすくしていると「その1」で書きましたが、海藻といっても種類は様々。15年以上前になりますが、漆喰用の海藻を扱う吉田鉄五郎商店を訪ねて、千葉の外房まで行ったことがあります。明治時代から使ってい...