ブルーブッシュの窓辺

枯れかけたブルーブッシュが。

アカシア・ブルーブッシュ。ミモザとも呼ばれるように、黄色い花を咲かせます。青みがかったシルバーグリーンの葉は常緑なので、庭がさみしくなる冬でも楽しめるのが気に入っています。

4年ほど前だったか、1.2mくらいの細い苗木を手に入れて、庭に植えました。
ところが、植えた最初の冬はとても寒くて、葉が落ち、枯れそうになっていました。
仕方なくダメ元で根本近くからカットしてみたら、脇から何本も枝が出てきて扇みたいに広がってきました。ブルーブッシュは枝が細くて風に弱いので、「このままだと風で折れちゃうなあ」。
そこでごつい支柱を立てて、園芸用の麻の包帯でぐるぐる巻きに束ねてなんとか冬を越しました。

冬を越し、私たちの心配をよそにすくすくと葉を伸ばし始めたブルーブッシュ。気が付けば黄色い花を咲かせ、見上げるほどの高さになっていました。

扱いやすいのも魅力

ブルーブッシュのよいところは、剪定しやすいところ。切ったところから3つくらいに分かれて枝がでてきます。結構バッサリいっても、カタチが崩れにくい。ムシがつかない。
隣に生えているすももの仲間の木には、びっしり毛虫がついていても、ブルーブッシュは涼しい顔。
風にそよぐ姿がすっかり気に入ってしまったのでもう1本苗を手に入れました。リビングの窓に近い、日当たりのいいところに植えてみました。

この苗は1.5mくらい。マメ科なので、特別に肥料を入れなくてもいいのもありがたいです。
風に負けないように、木の支柱をつけてみました。
扱いやすいブルーブッシュですが、一度植えたものを移植すると枯れやすいようですので、植える場所はしっかり検討しておいた方がいいかも。

2,3年後には、リビングの窓から風にそよぐ黄色いミモザの花を眺められるかな?