建築と環境 ヒノキ香る階段 9月に入った現場です。ようやく少し涼しくなってきました。これは階段の踊り場部分を大工さんが作っている最中。ヒノキの厚板を自然接着剤でつないで、大きな面材にしました。階段下の収納やトイレが少しでも広く使えるようにと、作りを工夫してくれています... 建築と環境現場の話
家の素材 脱プラスチックなバルコニー 洗濯物を干したり、プランターを並べたり、夜には星を見上げたりするバルコニー。「バルコニー、うちにもあるよ」という方は、床が何でできているかご存じでしょうか。 一般的なバルコニーはFRP防水といって、ガラス繊維に合成樹脂(プラスチック)を塗り... 家の素材建築と環境現場の話
レトロ 出雲崎 新潟の出雲崎。日本海が目の前のこの辺りは、板張りの古い家屋が軒を連ねていました。潮風に強い木の板。金属ではこんなに持たなかったでしょう。ところどころ取り壊されたところもあって、壊された家の痕跡が、隣の家に残っています。こんな痕跡を見つけて歩... レトロ
家と庭 グランドカバープランツ 庭の通路や土の露出しているところをカバーしたい場合にオススメなのが、「ヒメイワダレソウ」。どんなに踏んで歩いても、大丈夫。それどころか踏んだところは、葉が緻密になって、しっかり地面を覆ってくれます。もともと田んぼの畦道に植える品種としてつく... 家と庭
現場の話 ガルバ屋根の暑さ対策 梅雨の晴れ間を縫って、屋根の工事が進んでいます。屋根の素材はガルバリウム鋼板。軽くて耐久性のある素材で、地震対策にもいいのですが、夏の日差しで熱くなることが欠点と言えます。でも、屋根の下に「通気層」をつくることで、日差しの熱を逃がすことがで... 現場の話
現場の話 オープンガーデン&リフォーム見学会 昭和50年代の我が家のリフォームは、じわじわ進んでおります。前回はリビング・ダイニングキッチンのスケルトン改修でしたが、今回はトイレが完成。古い家にありがちな和式トイレ。風情あるタイル張りで、惜しい気持ちもあったのですが、今の暮らしにアップ... 現場の話
現場の話 旗竿敷地で上棟 都会によくある、いわゆる「旗竿敷地」での上棟です。道路から、幅2mほどの細長い土地を通って、その奥に家を作る計画です。 一般的な敷地では、クレーンを使ってヒョイヒョイと材木を吊り揚げるのですが、このような敷地の場合は、クレーンを置く場所を確... 現場の話
現場の話 自然栽培綿のカーテン 建て主のAさんが、カーテンの写真を送ってくれました。自然栽培綿を五倍子で染めたもの。五倍子は、植物がアブラムシに刺激されて作ったコブだそうで、その中のタンニン成分で染まります。これは鉄媒染で、濃い色が出ていますが、媒染によっていろんな色に変... 現場の話
建築と環境 山に行って木を買う③ 峡南森林組合さんに挽いてもらったクルミ、さくらなどの広葉樹。手持ちの車で運びます。イトウタカシ木工房の1tトラックにタイヤの限界まで積むとこんな感じ。乾いた材ならば、もうちょっと積めそうですが、なにせ湿った材なのでずっしり感がすごい。 手で... 建築と環境現場の話