ウチのリノベーション見学では、無垢材の特徴や、木組みの実物を見ていただきながら、無垢ならではの肌触りや香りを体感いただけると嬉しいと思っています。
性能やスペックを見える形で並べていくのも大切な評価だと思いますが、人間は生き物なので、体感することから得るものはスペックの外側にもあるんじゃないかと思っています。
完成すると見えなくなってしまう部分にも、大工さんの細やかな工夫が詰まってます。
ただ寸法通り切ればいい、という風にはいかない無垢の木。周りの湿気や日当たりで反ったり縮んだりする自然の木をうまく使いこなす技術が必要です。
潤建築さんのマニアックな加工の話を聞くと、改めて柱や梁が温かく、貴重なものに感じられました。