山に行って木を買う②

直接山で選んできた原木たち。峡南森林組合さんに運び込まれました。
これだけ?と思うかもしれませんが、相当な量。
製材をしてくれる森田さん曰く、
「こんなにまとまった量の広葉樹を挽くことはめったにない。」とのこと。
私たちが来る前に皮むき機にかけてくれて、おおかたは皮が剥がれていましたが、
今回は皮が剥がれないものも幾本かあって、これはあとで手作業で皮むきします。
でも、これだけ剥がれていれば、本当に助かります!!

これから板に挽くのですが、人の手で移動するのは無理。
こんな大きな「手」のついた重機で工場に運び込みます。

板に挽く機械に載せ、いざカット!
ちょっとドキドキしながら、見守ります。

杉やヒノキのような針葉樹は、割とまっすぐなものが多いけれど、
クルミや桜のような広葉樹はまっすぐなものが少ない。
そこからどうやって一番いい板材を切り出すかが、製材技術者の腕の見せ所!

スナンタ製作所の若林さんが、森田さんと、どの向きで何センチくらい切るか相談して、
カットしていきます。
緑色のレーザーに沿って巨大帯鋸が回転しながら切り出してます。

「おお~、いいねー!キレイキレイ」
「いい色でてるねー」
1カットするたびに喜びそして、安堵の声が(笑)。
まるでマグロの解体ショーのような盛り上がり。この楽しさ伝わるかなあー!

こうしてどんどん板になっていく原木たち。
いったい何枚とれるんでしょう。

今回は、とても幸いなことにきれいな板がたくさん取れました。
自然よありがとう! ということで、喜びのツーショット(笑)。

喜びとともに、だんだん増えていく板に圧倒されてきました。
ちなみにこれでまだ半分くらい。
ここからそれぞれの保管場に、自分たちで運びます。
持っている車は1トン車1台と、これ。

何往復すると終わるんでしょうか。しばし思考停止(笑)
つづく!